2019-01-01から1年間の記事一覧

あやとり

しんけんしょうぶの あやとりで時間を わすれて せいざが痛い

ぐにゃじん

しょうねんに あいに行ったよ 本当は わたしだけお豆の せんを引いて楽しんだ ぐにゃじん ぐにゃじんという遊びをご存知の方は果たしているだろうか。 敵と味方に分かれて行う、簡単に言うと、陣取りゲーム。子どもの頃の遊びで、好きだったものはと聞かれた…

下敷き

したじき あたまに乗っけてこすった わきの下にもはさんだ せいでんきで人気者 これも又、単純な遊びの一つ、下敷き一枚で楽しめた。 静電気で髪の毛が逆立ち、クラスのみんなが面白がった。 大人になると、下敷きを使わなくなるので、これは子ども達の特権。…

アメリカンクラッカー

しる人ぞ知る あメリカンクラッカー わらびにいた時 カチカチと呼んでた せいこうすると快感だった アメリカンクラッカーは、当時、大流行した遊びの道具だ。幼少期を埼玉県の蕨市で過ごし、その時は遊ぶと音がカチカチというので、「カチカチ」と呼んでいた…

LPレコード

しーディーなんてなかった あこがれアイドルのLPレコード わからないよに こっそり聴いたのに せめられた姉に 生まれて初めて買ったレコードは、アタックNo. 1の主題歌だった。お正月のお年玉で購入した。当時主流だったドーナツ盤は、少女マンガ雑誌の付録…

お祭りのヒヨコ

しんでたヒヨコ あさ冷たくなってたヒヨコ わがまま言って買ってもらった せなかをずっとなぜていた 夏祭りの夜、無理矢理、母に頼んで買ってもらった、小さなヒヨコ。 昔はお祭りにはたいていヒヨコが売られていたものだ。 翌朝ヒヨコを見るのが楽しみで、…

わるガキ

しらんぷり あるいてたら わるガキに青柿ぶつけられた せいかく悪いと思ってた いつの時代にもいる、悪ガキくん。 学校帰り、イヤな予感しながら、柿の木の下を通ると、案の定、まだ青くて固い柿をぶつけられた。半泣きで家まで帰ったっけ。今思うと、それこ…

駄菓子バンザイ!

しぶいガラス戸を あけて「ちょうだいな」 わたがし、あんず、ふがしに すこんぶ せんべいは梅ソースで 駄菓子屋と言えば、みな様々な思い出があるのではないだろうか。私が住んでいた蕨市では、思い浮かぶだけでも、3軒はあった。 その中でよく足を運んだ駄…

スカートめくり

しっとした あの子に わたしのスカートめくられなかった せきまで行ってアピールしたのに 今だと子ども時代のセクハラになるのでしょうか。いえいえ、女子も結構喜んでいた記憶が私にはある。なぜなら私自身、正直嫌いではなかった⁉︎からだ。 今となっては、…

捨て犬

しょんぼり帰る あき地のすて犬 わたしの家では飼えないと セーターにくるんでさよならした 「また拾って来たのー?」と台所から母の声がした。私は犬が大好きで、よく拾って来た。今はほとんど目にする事のない、捨て犬。ダンボールに入れられた子猫もよく…

リリアン

しょくじも忘れ あみ続けた わになって出てきた せんせいにも見せた 今も駄菓子屋の壁にぶら下がって売られているかしら? 2人の娘たちも、一時はまった、永遠不滅のリリアン。 女子の必須道具。ハンドマイクの上の部分が無い形で、下から編み上がったものが…

アッコちゃんのコンパクト

しっぽなが可愛いかった あっこちゃんのコンパクトは われてなくしたけど せりふは今でも覚えてる「テクマクマヤコン」 魔法使いサリーや、ひみつのアッコちゃんが大人気だった。中でもアッコちゃんのコンパクトは、何にでも変身出来る優れもの。女の子なら…

夏休みの宿題

しゅくだいは あさがおの花の観察 わたしの花は せかいいち 大きいよ 小粒の豆のような中から、これまた小さい粒々。あさがおの種が懐かしい。なかなか出て来なかった苗を待ちわびていたっけ。 双葉が出て来た時、わーっと歓声をあげたものだ。 小学低学年、…

ヤマザキパン屋

しろいお砂糖のかかった あまいパンを わくわくしながら待った せのびをしてお金を渡して 想い出のパンとは、今でいう、ロシアパンのような味だった。違うのはその形。パンの生地にチョコレートがマーブル状に混ざり、形は細長いキューブ型。出来るだけお砂…

しろつめ草の首飾り

しろつめ草 あげる わっかにして せっせと編んだ 私が子供の頃は、空き地や草むらが、あちこちに有った。最近の子どもたちは、四つ葉のクローバー探しを知っているだろうか? クローバー自体、なかなかお目にかかれなくなった。 編み方を友だちに教わり、せ…

わたあめ

しろや あか わたあめ せがんだ遠い日 夕暮れ時、親に背負われた自分の姿が思い浮かんだ。 夏祭りの帰り道、出店で売っていた、大きなわたあめを、「買ってー」とせがんだ。子供ながらに高価なお菓子と知ってか、親に断られても、しょうがないと心得ていた。…