わたあめ

しろや

あか

わたあめ
せがんだ遠い日
 
夕暮れ時、親に背負われた自分の姿が思い浮かんだ。
夏祭りの帰り道、出店で売っていた、大きなわたあめを、「買ってー」とせがんだ。子供ながらに高価なお菓子と知ってか、親に断られても、しょうがないと心得ていた。
今でもキャラクターの絵が白やピンクの袋に描かれている。夏祭りの切ない想い出。
母も父ももういない。
 
生まれてから、25歳で平成を迎えるまで、物心ついてから、青春という一つの時代を終えるまで、あの素晴らしき昭和に私は生きて来ました。
忘れてはいけない、伝えておかなくてはいけない、たくさんの「センチメンタル」をこれからブログに綴っていきます。